どろぬま珈琲 マル秘メモ

完全初心者が家庭用エスプレッソマシンでラテアートを習得するための備忘録

【連載記事】家庭用エスプレッソマシンでラテアートへの道~準備編~第0回「泥沼脱出のすヽめ」【全20回】 - どろぬま珈琲 マル秘メモ

完全初心者が家庭用マシンでラテアート向けの泡粒の見えないレベルでクリーミーなフォームミルクを作れるようになったマル秘テクニックと全使用機材公開(全20回)

この連載記事に向いている方

  • これから家庭用エスプレッソマシンを購入してラテアートもしてみたい予備軍の方
  • すでに家庭用マシンは購入済みでどうしてもスチームミルクをうまく作れない方
  • デロンギ社製のエスプレッソマシン(特にECP3220J系)に興味のある方および所有者
  • 長文でも読破してやるぜという意気込みの方

この連載記事に向いていない方

  • ラテアートの注ぎの技術を学びたい方
  • 業務用マシンを使っている方
  • 長文にどうしても耐えられない方

~準備編~第0回「泥沼脱出のすヽめ」

 

世の中のエスプレッソ系ブログには「完全初心者向け」の記事が少なぁい!(古)

もうね、怒り新党ですよ。
こちとら知識ゼロの経験ゼロで手っ取り早くトロトロ濃厚エスプレッソとふわふわクリーミーなカフェラテ・カプチーノを家で気軽に飲みたいだけなんじゃ、ボケェ!(錯乱)

それが準備だけで2年もかかるってどういうこと!?馬鹿なの?死ぬの?

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飲みたいカプチーノのイメージ

※この記事はズブの素人家庭用エスプレッソマシンデロンギ社製ECP3220J)購入から独学2年がかりで何度も迷走しつつ、やっとの思いでラテアート向けの(泡粒を視認できないレベルの)クリーミーなミルクスチームを狙って出来るようになった余りの嬉しさと、同じように迷える子羊になるかもしれない将来のホームバリスタさん達へ少しでも有用な情報を遺(のこ)すべく多少過熱気味に筆を執っています。

 

 

これから発信していく全20回の連載記事は自分がラテアートを作る前の準備段階で辿った経緯です。大事なことなので2回言います。あくまで「準備段階」です。つまりエスプレッソ抽出準備〜ミルクスチーム完了時点までのヒントが延々と書かれていることになります。従ってラテアートの注ぎの技術面については一切記述がありませんので予めご留意ください。

さて、ラテアートの解説記事の多くは一般向けであるために基本に則ってセオリー通りに解説されているものがほとんど内容は素晴らしいものばかり)で、制約の多い家庭用エスプレッソマシン利用者が知らずにハマってしまうであろう「(準備段階で)失敗を繰り返してしまう泥沼の部分」にはあまり焦点が当てられていません。

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うっかり泥沼にハマる我ら初心者

エスプレッソマシンと言えば、コロナ禍のステイホームが家庭用機の普及を後押ししたそうで、ラテアートを独学する方も同様に増えたことが予想されますが、そういったカジュアル寄りの初心者さんたちにとって、万以上はする家庭用マシンってやっぱり高額な投資ですよね。思い切って買った後にまさかラテアートをする上での「家庭用ならではの」越えがたい障害が存在するなんてきっと思いも寄らないはずです。

 

購入後にウキウキ気分でラテアートの練習を始めたとしても、例えば「スチームミルクを作ると毎回大粒の泡だらけのボソボソで思っていたのと違う」といった問題にぶち当たります。初心者はそこで初めてどうにかしようと手探り状態で情報収集に奔走するわけですが、いざネット検索して見つかるのは「スチームノズルとミルク液面の距離に注意!」「ミルクの温度は65度を超えてはダメ!」といった一般的なセオリー通りの情報ばかり。識者の皆さんの言わんとしていること自体は至極まともで頭では理解できるのですが、それらの情報に従ったつもりで何度試しても結果がバラついて一向に安定しないとなれば、自身へのやるせない無力感と苛立ちは募る一方です。

 

ここでやっかいなのは、初心者はトラブルの初期段階で「問題が何なのか(または何由来か)を客観的に認識できない」ために「主観による不正確な関連ワードで検索するしかない」ということです。それゆえに具体性のある情報にたどり着けないでいる中でたまたまトラブルシューティング系のページで「泡だらけ」「ボソボソ」なんていかにも一致していそうなキーワードを見かけてしまえば、そりゃ解決法がそのページに載っている手法に違いないと信じ込むのも無理はありません(というか、すがれる情報がそこにしか無いんですから)。しかし、実はそれが問題解決に向けて誤ったアプローチで進む一因となってしまっていることには注意しなければなりません(=泥沼化の一歩目)。

 

それに泥沼にハマった初心者はおそらくですが、「格安の家庭用マシンでもラテアートは出来る!」といった先人たちの言葉を信じるあまり、「悪いのは全て自分の技術と経験不足だ」と思い込んでしまってはいないでしょうか。かく言う自分が最後の最後までそうでした。なぜならコーヒー系YouTuberさん達の実演動画を見れば皆さんホントに出来て(いるように見え)ますからね。だからなおさら自分の機材を疑うことなんてついぞしなかったわけです。

 

もちろん経験者のスキルを前にして謙虚であろうとすることは悪いことではありませんが、あくまで弘法筆を選ばずです。出来る人は多少の性能的な枷があっても体系的な知識と経験値を駆使して何とかしてしまうのでしょう。

それに自らにとっては仮に高い投資をしたエスプレッソマシンであったとしても機能・性能面で疑うべきところは疑うという徹底してドライなスタンスがラテアートを作る上では早道です。たかが嗜好品にくどくどと何言ってんだとか言われそうですが、今さら後に引けない我々初心者は必死なんです(笑)

 

さて、長々書いてきましたが、そうやって泥沼にハマってもめげずに調べ続け、ここに辿り着いた志の高い初心者の皆さん。安心してください。乗り越えるべき大きな問題があるのは皆さんではなく家庭用エスプレッソマシンの方(及び環境面)です。ミルクの泡だらけもボソボソも全てが人のミスや技術不足によるものではありません。これまで泥沼の中でも頑張れた人は、少なくとも筆者使用のデロンギECP3220J一定の条件(後述)を満たす家庭用マシンならば、わざわざ買い替えることなく少しの知識少しの機材の追加ラテアートに最適なクオリティのスチームミルクを仕上げられます!

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滑らかなスチームミルクのイメージ

この連載では何も知らずに2年間も迷走しまくった泥沼王こと筆者だからこそ伝えられる、「ラテアート完全初心者」が「最初に気が付くべき」「家庭用エスプレッソマシンの制約とそれによって「ハマるドツボ」とそれらを「乗り越え得る工夫と対策」を具にお伝えしたいと思います。

※環境によってはどうしても機材への投資が数千円単位で必要になる点を予めご理解くださいm(_ _)m

 

次回「準備編・第1回(初の家庭用エスプレッソマシン購入~初期段階での満足)」へ続く・・・

 

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