どろぬま珈琲 マル秘メモ

完全初心者が家庭用エスプレッソマシンでラテアートを習得するための備忘録

【連載記事】家庭用エスプレッソマシンでラテアートへの道~準備編~第11回「【改善3・効果小】カップの見直し」【全20回】

完全初心者が家庭用マシンでラテアート向けの泡粒の見えないレベルでクリーミーなフォームミルクを作れるようになったマル秘テクニックと全使用機材公開(全20回)

この連載記事に向いている方

  • これから家庭用エスプレッソマシンを購入してラテアートもしてみたい予備軍の方
  • すでに家庭用マシンは購入済みでどうしてもスチームミルクをうまく作れない方
  • デロンギ社製のエスプレッソマシン(特にECP3220J系)に興味のある方および所有者
  • 長文でも読破してやるぜという意気込みの方

この連載記事に向いていない方

  • ラテアートの注ぎの技術を学びたい方
  • 業務用マシンを使っている方
  • 長文にどうしても耐えられない方

~準備編~第11回「【改善3・効果小】カップの見直し」

エスプレッソの抽出に関しては進むべき方向性も見えたのでひとまず一段落とします。さあ、残された課題はミルクスチームの安定化です。ただ、今みたいに落ち着いて振り返ってみればたやすく問題を(抽出・ミルクスチームと)二極化できますが、当時の状況はそんなに単純ではなく、実際は様々な改善方法を同時進行的に試しながらもがいていたというのが現実です。

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この記事を読んでいる方の中には同じようにラテアートを成功させたくて暗中模索している真っ最中の方もいると思われますので、これまで自分がどんなことを試してきたのか実際の効果と合わせていくつかお伝えしたいと思います。

 

まずはラテアートの対流が起きずに悩んでいた際に試したカップの変更です。初心者的には見た目がそれっぽかったら何でもええやんと思ってしまいそうですよね。原則として、どのようなカップでもラテアート出来るのかYES/NOで言えば多分YESだと思います。例えばYouTubeなどで探してみると上手な人はそれこそ紙コップでもやっていますしね。ただ、未だ初歩的な練習中の自分にとってみれば、やりやすいカップとやりにくいカップの区別は確かにあるのではないかと思っています。

 

当初は何を思ったか細長いマグカップでラテアートをやろうとしていたのですが、案の定うまくいった試しがありませんでした。さすがにダメだろうなと思って適当な口広タイプを買ってみると心なしかやりやすさを感じます。ただ正直「これだ!」という感覚までは抱けなかったので悶々としていました。

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当初の無知ぶりがよく分かるラテアート用カップの変遷(笑)

ある日、AmazonかどこかのクチコミでIKEAのマグカップ(口広かつ丸底)でラテアートしている方の情報を見つけ、ずっと不毛に悩むよりは手っ取り早く真似してみようかと思い立ち同じ商品を購入してみたところ、これがドンピシャ!そして安い!(ソーサー付きで400円切ってたような?)

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誰かのクチコミありがとうm(_ _)m おかげで最適なカップに出会えました!

当たり前かもしれませんが、ミルクの注ぎ時に解説動画で見ていたのと同じようにカップ内で液体が動いてくれるんです。もちろん思い通りにではありませんが(笑)この時は偽クレマ問題が依然としてありましたので注ぎの劇的な改善は見られませんでしたが、ひとつの教訓として得られたのは基本環境の大切さ

 

自分が試そうとしているハード・ソフト両方の環境面に基本から外れたイレギュラーが紛れていないか、トラブった時には意図せず盲目的になりがちとも思われますので一度その辺を見直してみるのも良いかもしれません。
(ちなみにカップに関してはラテボウルなんていう専用商品も実際はあるみたいです)

 

次回「準備編・第11回(【改善4・効果中】ミルのバージョンアップ)」へ続く・・・

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