どろぬま珈琲 マル秘メモ

完全初心者が家庭用エスプレッソマシンでラテアートを習得するための備忘録

【連載記事】家庭用エスプレッソマシンでラテアートへの道~準備編~第15回「【改善7・効果大】ミルクジャグ変更」【全20回】 - どろぬま珈琲 マル秘メモ

完全初心者が家庭用マシンでラテアート向けの泡粒の見えないレベルでクリーミーなフォームミルクを作れるようになったマル秘テクニックと全使用機材公開(全20回)

この連載記事に向いている方

  • これから家庭用エスプレッソマシンを購入してラテアートもしてみたい予備軍の方
  • すでに家庭用マシンは購入済みでどうしてもスチームミルクをうまく作れない方
  • デロンギ社製のエスプレッソマシン(特にECP3220J系)に興味のある方および所有者
  • 長文でも読破してやるぜという意気込みの方

この連載記事に向いていない方

  • ラテアートの注ぎの技術を学びたい方
  • 業務用マシンを使っている方
  • 長文にどうしても耐えられない方

~準備編~第15回「【改善7・効果大】ミルクジャグ変更」

さあ、試行錯誤の泥沼物語もいよいよ大詰め。今度は灯台下暗しな見落としにメスを入れます。ミルクジャグ(ミルクピッチャー)です。

 

ところで自分はAmazon信者の一人として商品検索時に表示されるAmazon’s Choiceマークには(特に時間が限られている時は)絶大な信頼を置いています。今回、手に入れたミルクジャグはそれこそ商品としては高品質でなおかつ安価非の打ち所がないと言っても差し支えありません。ただ一点を除いて。それは利用者個人の環境です。

 

誤解のないように申し添えますと当然商品のせいではありません。次の項目から詳細をお伝えしますが、問題となるのはミルクジャグ(の大きさ)と密接に関係しているスチームの出力ノズルの長さ。当初、何も考えずに14オンス(約400cc)のミルクジャグを導入してしまったことによって、それらの要素が家庭用エスプレッソマシンの弱みとしてより前面に出てしまったのです。

 

どういうことかを説明すると、まずデロンギ社製ほかの普及している家庭用エスプレッソマシンに備え付けられたミルクフローサーは業務用のものに比べて短いものが中心です。且つスチームの出力も大して強くない(らしいです)し、クチコミでは「すぐ息切れする」と揶揄もされています。そして、それらがもたらすミルクジャグ絡みの弊害が以下の通り。

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業務用のミルクフローサーは長いっ!羨ましい!

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それに比べ家庭用のしかも改造後ノズルなんてめっぽう短い!

 

・大きめのミルクジャグではミルク液面が低くなりノズルが届きにくい

 →じゃあミルクを必要量より多く入れれば?=息切れスチームではミルク容量が多いほど満足に攪拌できないし何よりエコじゃない

 →ノズルやジャグを傾けるなどして無理くり泡入れとかすれば?=毎回うまく泡入れ&攪拌できるポイントが見つかればいいが安定性に疑問が残る
 →仮にノズルが届いても噴出されるスチームから底面までの距離も短いためミルク全体の温度が早く上がってしまい、攪拌の時間が足りなくなる

 

以上を小さめのミルクジャグで置き換えると、

 

・小さなミルクジャグは(径も小さいことが多く)液面が比較的高いのでノズルが届きやすい

 →ミルクは必要量入れるだけで良い=小量のミルクなら息切れスチームでも満足に攪拌できる!?★

 →ノズルを適切な角度でジャグに入れて理想的な泡入れを目指せる=(高い液面のおかげで)噴出されるスチームから底面までの距離に比較的余裕があるので緩やかな温度上昇の中、攪拌に(十分な?)時間を割ける

 

いかがでしょうか?ネットの先人たちが解説ページ等で家庭用エスプレッソマシンには取り急ぎ12オンス(約350cc)のミルクジャグを薦めている理由をご理解いただけるでしょうか?

 

自分はこれに気が付けずに1年半は迷走してしまいました(汗)いつものAmazonで買えば千円台で良いものがいつでも手に入るのにです(涙)

 

涙で枕を濡らしながら新たにポチったのはどこかのサイトでプロも使っていると書かれていたKLFというショップのもの(Amazon)。先輩ジャグと並べてみるとその小ささは一目瞭然ですね。コスパも最高!

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旧ジャグも良い商品ですが、新ミルクジャグは小回りがきいて最高!

 

効果のほどは思わず笑ってしまうほど明らかでした。ミルクデロンギ製品の(改造後の)短いノズルでも十分に届く高さまで液面が上がっています。何より泡入れ〜攪拌の流れが今までのジャグとは根本的に違うんですよね。うまく言えないのですが、蒸気の勢いに対するミルクの応答性が高いと言うか、より狭い空間の中でミルクが以前より良い意味で暴れてくれているという印象で攪拌にはうってつけです。想像以上の好感触!

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少し分かりにくいですが、新ジャグでは明らかに液面下に届いてます!

 

ここまで来ればミルクスチームの安定化問題も解決か!?(やったか!?は大体失敗のフラグですよね)と思われましたが、鋭い読者の方はお気づきでしょう。さりげなく書き残した謎の★印が全く触れられていないことに。そう、思わせぶりな書き方の理由はそこが今回の記事の核心部分であり、多くの利用者はその存在にすら気がついていないであろう大きな闇(大魔王的な)が、実はミルクスチーム問題解決の鍵を握っていたのです。

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大魔王的な・・・何かが!?

 

次回「準備編・第16回(敵は己の中に在り後編。ラスボス:ボイラー(サーモスタット)」へ続く・・・

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